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大阪とその周辺・中国地方の小旅行の記録です。
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IMGP0270.jpgさっき、ここ3,4日間私の部屋を飛び回り、私をいらだたせていた蚊を退治してやった!!!これまでの人生で倒した蚊が何匹いるのか見当もつかないが、これほどうれしい勝利は初めてだ!
殺そうにもなかなか目で追いきれないし、体に止まってもたたく前に飛び去ってしまうし、何かにつけて飛び回る黒い影が目に入り、不愉快極まりない数日だった。思えば実家にいたころは、庭の水たまりにボーフラがたまり、当たり前のように家に蚊が飛んでいたのものだけど、マンションで暮らすようになってからすっかり蚊を見ることもなくなっていた。当時は蚊とみればカメレオンの如く叩きまくり、一度に2匹殺るなど当たり前だったが、時のたつのは早いもので、これは数年ぶりの私と蚊の一対一の勝負なのである。

蚊を殺す最大のチャンスは一昨日あった。私の目の前で、むき出しの腕に止まったのだ。かなり大きい。私の腕に針を差し込んで、ちうちうと血を吸っているようだ。すぐにたたき殺してやろうと思ったが、今ここで殺すと赤く腫れて痒くなってしまう。蚊にさされて腫れるのは、血を吸ってる途中で追い払ったり殺したりしてしまうからだという事は、もうすでに結構知られていることだと思う。蚊は針を抜く際になんか塗って行ってくれるから、蚊が自分の意思で血を吸って、皮膚から離れていくまでじっとして待てば、痒くなるのを回避できるのだ。なんという持ちつ持たれつ・・・。それなら蚊が針を抜いた瞬間に殺してやるぜ!と思い、ゆっくり観察することにした。結構時間がかかるが、蚊のお腹が私の血ふくらみ、赤く染まってくるのはなかなか見ものであった。・・・しかし実際蚊が針を抜いた瞬間に殺すのはかなり難しいもので、一瞬で飛び去ってしまい、千載一遇の瞬間を逃してしまった!目の前でのお食事中、殺るチャンスはいくらでもあったのに、ちょっとキンカン塗れば治る痒みを恐れて逃してしまったのだ。

IMGP0428.jpg私は悔み、自分をはげしく責めた。以後、蚊が目にとまるたび、追い回しては、部屋の中で柏手のヤス(将太の寿司)の如く、手をたたきまくった。私と蚊の死闘はいつも、一瞬の差で蚊の勝利であった。私の腕や足に蚊が止まったのが目に入った途端、焦ってしまい、手を出すのが一瞬遅れてしまうのである。
私は蚊と闘うべく、素振りと片腕立て伏せを毎日千回繰り返し、電柱にのぼって走っている電車の車内を凝視しながらその時がくるのを待った。そして、ついに時はきたのだ。膝につんとした痛みを感じた刹那、私の手のひらは膝に飛んだ。足元に落ちる蚊の最期の姿・・・それはスローモーションであった・・・。

というバカげた日記を嬉々として書いてたら、目の前をでかい蚊が飛んでいくのが見えた。
蚊は一匹ではなかったのである。

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大阪在住の初心者ブロガーです。仕事のストレスは旅で癒す。

◆愛機
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PENTAX K10D
 DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5 ED [IF]
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