■てつのくじら館で潜水艦「あきしお」に潜入 2009-04-04-Sat

広島旅行続き。
呉で「大和ミュージアム」に行ったことは以前書きましたが、その隣には海上自衛隊呉資料館「てつのくじら館」があります。



ホワイトバランスを間違え、えらく青っぽい写真になってしまった・・・。
JR呉駅を降りてしばらく歩くと、この巨大な潜水艦が現れます。造船の町・呉のシンボルともいえる潜水艦「あきしお」。潜水艦に隠れてますが、この奥が資料館になってます。ちなみに入館は無料。

中は、海上自衛隊の歴史やら掃海艇の仕事内容、潜水艦の構造や歴代の潜水艦の模型、未来に向けた発展や取り組みとか色々展示されています。
全然知りませんでしたが、太平洋戦争の時に海に沈んだ機雷を、海上自衛隊の掃海艇が処理しているのだそうです。引き上げられた機雷やそれの処分機、機銃、浮標（全部実物）、掃海艇の甲板の再現など、なかなか見ごたえがありました。ただ、大部分の展示物は撮影禁止だったので、あまり写真は残っていません。



あんまりこういうモノには興味無くても、潜水艦内での生活や食事内容などの再現のコーナーなどは誰が見てもおもしろいと思います。また、潜望鏡がのぞけたりもします（並んでたので見なかったけど）


【あきしお内部へ】

ここの目玉はやはり本物の潜水艦「あきしお」の中を見学できることです！

ひととおり資料館を見物してさらに進むと、「あきしお」の入口があります。










内部はかなり狭いです。人がすれ違うのも困難なくらい。中はかなり混んでいて立ち止まれないうえに、薄暗いと写真を撮るにもシャッタースピードが落ちてしまい、ブレた写真が多かった。操縦席付近にはガンダムなどでもよく見るレーダー（あの丸いやつ。グルグル回って○○の方向に敵性反応！みたいな）がありました。なんか普通にスゲー。
「アドルフに告ぐ」で潜水艦の中に何日もいて気がおかしくなるってシーンがあったけど、これほど狭いく圧迫されたような世界で何日も暮らすのはやはり相当精神の鍛練が必要なのかも・・・。空気はじゅうぶんあるけど、なんとなく息苦しい感じでした。
ここに国を築こうとした海江田四郎はすごい。ジーザスクライスト！ゴッド・セイブ・ザ・クイーン！



全部見学してだいたい１時間。このあと大和ミュージアムで１時間。
疲れたので江田島行きフェリーの待合所の喫茶店で何年振りかのクリームソーダをいただき、このあとは広島市内に向かう電車に乗り込みます。