■明治村ノスタルジー ３丁目 2009-07-12-Sun

明治村シリーズの続きです。



明治村というと横溝正史シリーズが頭から離れないので、気分を盛り上げるためDVDを見ています。今は「悪魔の手毬唄」を見ていますが、夏目雅子の美しさもさることながら、池波志乃がかわいすぎる・・・！！

さて、あらかじめお断りしないといけないのですが、３丁目は半分近く見落としているようです。地図を見ていたら、知らん建物が４つくらいあって、何でやねんと思ったら、どうやら北里研究所から芝川又右衛門邸に行き、そのまま迷路のほうにおりて行ったらしい。反対側におりないと幸田露伴邸などには気づかないので、そのあたり一帯、地図でいう２６～３０までは見て無いのである。
しかもそのほか見た建物も内覧は時間制になっており、外しか見れないものばかり。

ダメダメ日記ですが、あしからず、ご了承ください。

◆京都市電





いわずと知れた、京都市電です。SL名古屋駅から乗継ができるようになっており、市電名古屋駅から七條を経由して品川灯台まで走っています。明治村にはほかにSLも走ってますが、人気あるので結構混みます。
乗り心地や内装は、阪堺電車に乗りなれてる人間にはさほど珍しくは無い。SLのほうがオススメですが、市電は入鹿池のそばを走るので景色はこっちの方が素敵。



これは以前の写真ですが、このように湖のそばを走る線路は乗らずとも絵になりますなー。


◆北里研究所（本館）



北里柴三郎の研究所だった建物です。といっても私は勉強しない子なので北里柴三郎というと「ズッコケ３人組」シリーズのどれかで名前が出てきて何となく覚えているといった印象しかありません。マル秘大作戦だったか・・・？



伝染病の研究のために造られた研究所だそうです。



破傷風菌を発見し、血清を作るなどの功績がある人物らしいです。
破傷風というと単なるケガの延長程度の認識だったけど、「震える舌」の少女の悲鳴と歯引っこ抜きシーンで一気にイメージ変わった恐ろしい病気。



外観は洋風です。前の車寄せ部分には破傷風と何かをあしらったシンボルが付いてるらしいがよく見えません。


◆芝川又右衛門邸



この建物はなんか、あんま明治っぽくないというか、そのへんにありそうな感じすらします。
しかし、説明を見ると和洋混在する私好みの内装らしく、そっちのほうがメインらしい。しかし、時間制になっており、それ以外は中を見ることはできません。



悔しいので玄関や窓の隙間から撮った。


◆長崎居留地二十五番館





長崎の居留地の一つにあった建物です。外国人が建てて住んだものなので、外観・内観共にがっつりとした西洋風です。
この感じ、「サイコ」のノーマン・ベイツのモーテルが頭に浮かんだ。



この角度とか。似てませんか？手前があの部屋ですよ・・・。
殺人映画の舞台にたとえられたらいい迷惑でしょうが。



なぜここで？という気もしますが、明治時代の厠（かわや　トイレ）の展示があります。
単なる展示物であって、中に水がたまってるわけでもなんでもないんだけど、トイレの展示物とかを見るとなぜか息を止めてしまう。写真からですら何かがニオう感じ・・・
ちなみにアウシュヴィッツの収容所の囚人の人々が使っていたトイレでは、いまだにそれっぽい臭いがなんとなく残っていると聞いたことがあります。



あと、長崎の建造物だからか、軍艦島の模型や写真の展示もあります。以前来た時もあったので、ずっと置いてあるみたい。
以前見た時は、「死ぬまでに一度は見てみたいものよ・・・」と、模型などかぶりついて見たものですが、今回は「私は現地まで行ったしー。ジッサイ見たしー。」と、気持ち上から目線で見ました。


◆神戸山手西洋人住居



その名の通り、神戸の異人館のあたり（山本通付近）にあった建物だそうです。
柱の位置がバラバラなのはわざとで、前面道路が狭い場合、そうすることで実際より大きく見えるらしい。遠近感の問題かしら？



しかし、これも内覧は時間制で、見ることはできませんでした。



この写真の２階バージョンｈが明治村公式の解説ページにあります。断然２階からのほうが美しい。



ここで目につくのはこの渡り廊下です。渡りたい・・・



見たかったなー。


◆宗教大学車寄



一見休憩所のようですが、学校の車寄です。中はベンチがあって、実際休憩所みたいになってます。


◆品川灯台

これは昔の写真ですが、品川燈台です。開国とともに外国船が出入りするようになったため建造されたものだそうです。

ちなみに４丁目に向かう途中に「台場鼻潮流信号機」をいう船の航行のために設けられた潮の具合の信号機がひっそりと設置されています。役割を終えたとはいえ、こんなさみしいところにポツンと、かわいそうに・・と思いつつ、説明書きだけ読んで写真無し。

３丁目はここまで。４丁目に続きます。