■満潮の厳島神社を１時間半かけて隅々まで堪能 2009-10-10-Sat

前回宮島に上陸した続きです。

厳島神社創建の由来などはウィキペディアなどで調べてもらうとして、かつて宮島は島そのものが神という認識であり、人間はその地に足を踏み入れることを許されず、そのため海のほうにせり出した回廊を設けたそうです。



だれが許したのか、今ではその神の住む地を踏み荒らす人間たちよ・・・という思いもありつつ、拝観料（３００円）を支払い、待ち望んだ満潮の厳島神社へいざ。







なんかあまり今回は写真の説明とか要らないような気がするなあ。ひたすら写真をのせていきます。







回廊は一方通行で、戻ることができないため、ネチネチと時間をかけて見回ります。といっても写真のアングルも限られてくるわけですから、同じような写真が連続してしまい、後から見返してちょっとイラっとした。





鏡の池。干潮になると真ん中に丸いくぼみが現れます。これは以前の日記にも書きましたネー









回廊を進んでいきます。



鳥居が見えてきた。このアングル、JR西日本の広告かなんかで見た気がする！









本殿・高舞台に到着しました。



五重塔と千畳閣が背景に美しくそびえていて、何回見ても感激だわー









平舞台のほうでなんか一般客にあらずといった感じの人々が行きかうな～と思ってたら、なんと花嫁さんが登場しました。式じゃなく写真撮影のようです。



なんか色々羨ましい。お幸せに！







この本殿にたどり着くのにすでに３０分以上が経過しているのですが、写真撮りまくってて気づいたらすでに潮が引き始めており、宮島に到着時はたっぷりだった海水が半分以上引いていた。





いい加減本殿から先に進むことにしました。この先の見どころは能舞台と反橋。



満潮の夜なんに貴族たちがここで能を楽しみ、「よい月でおじゃる」などと言ったのだろう。



反橋。この橋は神様しか通れないので橋につながる扉は常に閉じて人間が通れないようにしてあると聞いた気がする。



すでにこのあたりの水はすっかり引いてしまいました。急速に興味を失っていく自分に気づく・・・。



といっても鳥居のあたりはまだまだ水があるので、遊覧船が鳥居をくぐっているのが見えました。昼間もいいけど、夜にライトアップされた本殿を見ながら鳥居をくぐるコースもあって、私はテレビで見ただけですけど、壮観でありました。



名残惜しいですが、厳島神社を後にします。



後の（夕方）あらわになった鏡の池。


この後はロープウエーに向かいます。続く。