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大阪とその周辺・中国地方の小旅行の記録です。
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尾道駅前の商店街すぐにある「喫茶芙美子」
尾道に行ったら必ず行きます。別に顔みしりがいるわけではなく、何となしに居心地がいいから。
女流作家、林芙美子でピンとこない人も森光子の「放浪記」と聞くと「あ!」と思うのでは?
などとのたまっているが、私も林芙美子を読んだことはありません。すいません。


なんでここが好きかというと、まあ前述のように普通の純喫茶風で居心地がいいのと、芙美子が私の母の名だからです。母の家系が尾道なので、小さい頃から何度か来た尾道に勝手に郷愁を感じてる私。母の名を林芙美子から取ったかどうかは定かじゃないんですが。
既に他界して尾道で眠っている祖母と母と一緒に初めて尾道に来たのは小学生のころです。正直その時の事は原爆ドームが強烈すぎて全く覚えていません。それから何度か来るたび墓地から見下ろす尾道水道の景色が目に焼きつき、懐かしさだったり大好きだった祖母が眠ってる町だったりで、自ら足を運ぶようになってしまった。いっそここに住みつきたいけどそうもいかないサラリーマンの悲しさよ・・・。

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店内の一角には林芙美子の書籍が陳列してあります。初版本とかだったりするのかな?
でもお客は特にそれに見向きもしない近所のおっちゃんがモーニングを食べてるのみ。
まあ朝から喫茶店に入る観光客のほうが珍しかろう。

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この店の奥には林芙美子の旧宅があり、中を自由に見学できます。でも何回も来てるけどあまり見学してる人は見ないなあ。入りにくいのかしら?
私は以前に見てるので、旧宅がよく見えるはしっこの席に座り、雨上がりの湿った庭を楽しむのみにしました。

ここのメニューはおもしろくて、「風琴と魚の町」(尾道を舞台にした小説)とか、
巴里日記(芙美子が愛したカッフェー・ノワールを再現)とか、「放浪記」とか
芙美子にちなんだコーヒーがあるんです。上はメニューの名前。
せっかくだから「風琴と魚の町」にしようかしら・・・と思いながらメニュー見てたけど
店員がしびれをきらしているのではとビビってしまい、「カフェオレを」と言ってしまった。
「風琴」てどう読むのだ?オルガンで良いのか?と悩んでたらどうしても言えなかった!
だって読んだこと無いんだもん。

気を取り直してカッフェー・オーレ(巴里日記風・想像)を飲んでいたところ、「なー」 というか細い声が。
きょろきょろしてたら突然足もとに生き物の気配が!ギョッとして見てみたら

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猫がいました。かわええ。
尾道は猫がたくさんいて、野良なのかよくわからんですが、坂道でもたくさんの猫に遭遇しました。「猫の細道」という場所まであるんです。それについてはまた後日。
猫嫌いの母・芙美子が見たら文句言いまくるだろう。母と一緒の時じゃなくて良かったね、寝子よ。

アップで撮ろうとカメラ持って追いかけたんですが、慣れない動物撮影は難しく、ブレまくったりピント合わせてるうちに横を向いたりして、全然正面の顔は撮れませんでした。でも、なーなー言いながら私の周りをうろうろしてた寝子ちゃんかわいい!広島大好き!私も文学のこみちに名前を残す女流作家になれば良かった!と思った朝8時。

広島の旅はここから始まるのです。

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大阪在住の初心者ブロガーです。仕事のストレスは旅で癒す。

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