大阪とその周辺・中国地方の小旅行の記録です。
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前回いろいろ申し述べた岡山県の南端、瀬戸大橋の下でかつての繁栄を偲しのばせる跡を残す静かな懐かしい港町、下津井に行ってきました。
広島ばかり行く私ですが、実際岡山でも十分に瀬戸内海の多島美を楽しむことはできるんですよね・・・。ただ海の近くを走る路線というのが無いので、海までのアクセスに時間を要するのが難だったりします。
広島ばかり行く私ですが、実際岡山でも十分に瀬戸内海の多島美を楽しむことはできるんですよね・・・。ただ海の近くを走る路線というのが無いので、海までのアクセスに時間を要するのが難だったりします。
大阪からは高速バスで3時間くらい。岡山駅からは瀬戸大橋線に乗って児島駅で下車。そこからバスで約20分くらいで下津井に到着します。バスは児島駅から下津井一帯を循環しています。
瀬戸大橋線は宇野線と途中で別れるのですが、宇野はアートの島で最近注目されてるらしい直島へのアクセスに使われます。
瀬戸大橋線は四国に通じるのでいろんな特急が出ていますが、マリンライナーは特急券が要らないし、各駅より早く着くのでおすすめします。各駅に乗ってみたら30分くらいかかってしまった(マリンライナーなら15分くらい)。
児島駅です。失礼ですが思ったより栄えている。
かつては茶屋町駅から下津井電鉄に乗って下津井まで行けたのですが、平成のはじめくらいに自家用車の普及などによる利用者の減少で廃止されてしまいました。現在の下津井電鉄はバス会社として児島駅周辺の足となっているようです。また私が往復で利用した大阪から岡山までの高速バスも下津井電鉄でした。
着いた!まったく観光地観光地してないのがいいネ
とにかくきめ細かくバス停があるので、どこで降りてもさして変わりません。私は公民館前で降りました。
ここから下津井港まで歩いてみました。
下津井港です。むこうに見える「下津井亭」は今度来ることがあったら泊りたい旅館。
下津井亭の裏側には上で書いた下津井電鉄の駅らしき跡があります。車両が保存されていますが近寄ることはできませんでした。
ここで朽ちていくのみなんでしょうか・・・さみしいような、一方廃墟写真のようなドラマ感もある。
高台からの街並み。
あまり時間も無いので、下津井港から瀬戸大橋の方向に向かって歩いてみることにしました。・・・正直、思ったより普通の住宅街で拍子抜けした。
櫃石島、六口島などへの連絡船が出ているようです。悪霊島いわゆる刑部島もここから渡るのかしら?
しばし歩きます。天気もいいし、最高!
海にそって歩くと、祇園神社という小高い山の上にある神社が出てきます。その山に沿って歩くと、ついに瀬戸大橋がその全身をがっつしと現しはじめる。
神社に向かう階段の下には「釣りバカ日誌」のロケ地になったという案内と(もちろん見た)、
戦艦「陸奥」と「長門」の主砲弾があった。
祇園神社からの景色。最高やね。
神社を出て歩くと「第2下津井漁港」という名の漁港が現れます。旧下津井湊(湊という漢字は間違いじゃなく、昔の表記みたいです)とも言って、北前船が入港していた江戸時代にはさぞかしにぎわっていたと思われます。
「What is this?」
こっちが聞きたいわ
このあたりからはだんだん普通の住宅より昔の街並みといった風情が濃くなってきます。
海鼠壁の建物がちらほら目立つようになってきました。
「むかしの下津井回船問屋」は下津井の歴史や、生活にあわせて住宅のしくみなどを詳しく知ることができる資料館です。暗いので写真はあまり無いのですが。また、前回の日記に張り付けている「下津井節」を聞く事もできます。CDも売ってるみたい。
母屋はトイレまで展示してありました。中庭には資料館やトイレ、飲食店もあります。
しかしアッキーナが目立つ・・・こういうポスターをこんな場所に張るのはちょっと賛成いたしかねる。
2階は展示室になってました。
回船問屋を出ると、そのあとは正直もう観光施設的なものはありません・・・。なので瀬戸大橋まで歩いてみることに。
壊すつもりなのか、残すつもりなのか、どっちやねん。
防火水槽っぽいけど、手前の石は何なんでしょうか。
下津井は小さい町なんですが、下津井港、第2下津井港、吹上港、田ノ浦港と4つの港があります。潮待ちにも風待ちにも最適な良港だったらしい。
このあたりはタコが名物みたいです。干してるの初めて見た。
いよいよ瀬戸大橋に接近!瀬戸大橋はオマケ的感覚だったけど、近づいてみると大興奮した。
上は車道で下は鉄道が走っているようです。関空へ行く橋みたいな感じなんですね。
真下から
橋の下は公園になっています。釣り人も多い。
四国まで続く橋は長くて遠い。というか、しまなみ海道みたいに小さい島を経由しながら香川県に達しています。
花崗岩から成る鷲羽山。もうちらほら紅葉の時期ですね。早いわ1年。
橋の下の公園のところで下津井方面に引き返しました・・・が、もうちょっと頑張って先まで行くと(車道ですが)、太陽を背景にした瀬戸大橋を見ることができることに、帰りのバスからの景色で気づきました。東側から見たほうがきれいに見える気すらしました。写真が撮れなかったからかもしれませんが。これから足を運ぶ方は是非見てみてください。
帰りのバスまで1時間ほど、地井散歩よろしく路地を歩きまわってみました。
なんか尾道思いだすわ~行きたくなってきた。
田土浦坐神社(たつちうらにまします じんじゃ)からの景色。日が落ちるのも早くなりましたね
この社殿から下に長い階段があり、しばらく路地が続くのですが、思いがけず猫ロードであった。
ぬこ。
ぬこ。
ぬこぬこ。
ぬこ。
ぬこ。
暗くてブレてる写真が多いのが悔しいんですけど、2番目のぬこちゃんは撮影する私をガン見して一度も目をそらしませんでした。人に慣れてるのか、ほとんど逃げません。
最初の下津井港に戻ってきました。
下津井亭。美味しそうな晩ごはんのお支度中かしら。きっと泊りにきますと誓ってバスに乗りました。
行きのバスが渋滞にあってしまい、本当は岡山で食事をしてから児島に向かう予定だったのに時間が狂ってしまい、結局朝から何も食べて無い状態だったので、帰りのバスまで何を食べようか悩んだすえ、讃岐うどんの「めりけんや」で肉かまたまうどんを食べました。
朝から空っぽの胃に牛肉の甘辛煮みたいなやつはちとヘビーでしたが美味しかったです。生醤油うどんにしたらよかった・・・
行き帰りのバスも快適でした。ちなみに下電のバスはポイントカードがあって、溜まったら片道が無料になるらしい。そんなん聞いたらまた乗りたくなるやん!
というわけで、次は倉敷に行って玉島や水島を見て回る計画を立てようと思います。
悪霊島の文章から想像した下津井とはずいぶん印象が違う部分もありましたが、静かでやわらかい素敵なところでした。別にすごい観光施設があるってわけでもないけど、尾道のように郷愁感に襲われてふたたび来たくなるような場所になりそうな予感がする・・・。
瀬戸大橋線は宇野線と途中で別れるのですが、宇野はアートの島で最近注目されてるらしい直島へのアクセスに使われます。
瀬戸大橋線は四国に通じるのでいろんな特急が出ていますが、マリンライナーは特急券が要らないし、各駅より早く着くのでおすすめします。各駅に乗ってみたら30分くらいかかってしまった(マリンライナーなら15分くらい)。
児島駅です。失礼ですが思ったより栄えている。
かつては茶屋町駅から下津井電鉄に乗って下津井まで行けたのですが、平成のはじめくらいに自家用車の普及などによる利用者の減少で廃止されてしまいました。現在の下津井電鉄はバス会社として児島駅周辺の足となっているようです。また私が往復で利用した大阪から岡山までの高速バスも下津井電鉄でした。
着いた!まったく観光地観光地してないのがいいネ
とにかくきめ細かくバス停があるので、どこで降りてもさして変わりません。私は公民館前で降りました。
ここから下津井港まで歩いてみました。
下津井港です。むこうに見える「下津井亭」は今度来ることがあったら泊りたい旅館。
下津井亭の裏側には上で書いた下津井電鉄の駅らしき跡があります。車両が保存されていますが近寄ることはできませんでした。
ここで朽ちていくのみなんでしょうか・・・さみしいような、一方廃墟写真のようなドラマ感もある。
高台からの街並み。
あまり時間も無いので、下津井港から瀬戸大橋の方向に向かって歩いてみることにしました。・・・正直、思ったより普通の住宅街で拍子抜けした。
櫃石島、六口島などへの連絡船が出ているようです。悪霊島いわゆる刑部島もここから渡るのかしら?
しばし歩きます。天気もいいし、最高!
海にそって歩くと、祇園神社という小高い山の上にある神社が出てきます。その山に沿って歩くと、ついに瀬戸大橋がその全身をがっつしと現しはじめる。
神社に向かう階段の下には「釣りバカ日誌」のロケ地になったという案内と(もちろん見た)、
戦艦「陸奥」と「長門」の主砲弾があった。
祇園神社からの景色。最高やね。
神社を出て歩くと「第2下津井漁港」という名の漁港が現れます。旧下津井湊(湊という漢字は間違いじゃなく、昔の表記みたいです)とも言って、北前船が入港していた江戸時代にはさぞかしにぎわっていたと思われます。
「What is this?」
こっちが聞きたいわ
このあたりからはだんだん普通の住宅より昔の街並みといった風情が濃くなってきます。
海鼠壁の建物がちらほら目立つようになってきました。
「むかしの下津井回船問屋」は下津井の歴史や、生活にあわせて住宅のしくみなどを詳しく知ることができる資料館です。暗いので写真はあまり無いのですが。また、前回の日記に張り付けている「下津井節」を聞く事もできます。CDも売ってるみたい。
母屋はトイレまで展示してありました。中庭には資料館やトイレ、飲食店もあります。
しかしアッキーナが目立つ・・・こういうポスターをこんな場所に張るのはちょっと賛成いたしかねる。
2階は展示室になってました。
回船問屋を出ると、そのあとは正直もう観光施設的なものはありません・・・。なので瀬戸大橋まで歩いてみることに。
壊すつもりなのか、残すつもりなのか、どっちやねん。
防火水槽っぽいけど、手前の石は何なんでしょうか。
下津井は小さい町なんですが、下津井港、第2下津井港、吹上港、田ノ浦港と4つの港があります。潮待ちにも風待ちにも最適な良港だったらしい。
このあたりはタコが名物みたいです。干してるの初めて見た。
いよいよ瀬戸大橋に接近!瀬戸大橋はオマケ的感覚だったけど、近づいてみると大興奮した。
上は車道で下は鉄道が走っているようです。関空へ行く橋みたいな感じなんですね。
真下から
橋の下は公園になっています。釣り人も多い。
四国まで続く橋は長くて遠い。というか、しまなみ海道みたいに小さい島を経由しながら香川県に達しています。
花崗岩から成る鷲羽山。もうちらほら紅葉の時期ですね。早いわ1年。
橋の下の公園のところで下津井方面に引き返しました・・・が、もうちょっと頑張って先まで行くと(車道ですが)、太陽を背景にした瀬戸大橋を見ることができることに、帰りのバスからの景色で気づきました。東側から見たほうがきれいに見える気すらしました。写真が撮れなかったからかもしれませんが。これから足を運ぶ方は是非見てみてください。
帰りのバスまで1時間ほど、地井散歩よろしく路地を歩きまわってみました。
なんか尾道思いだすわ~行きたくなってきた。
田土浦坐神社(たつちうらにまします じんじゃ)からの景色。日が落ちるのも早くなりましたね
この社殿から下に長い階段があり、しばらく路地が続くのですが、思いがけず猫ロードであった。
ぬこ。
ぬこ。
ぬこぬこ。
ぬこ。
ぬこ。
暗くてブレてる写真が多いのが悔しいんですけど、2番目のぬこちゃんは撮影する私をガン見して一度も目をそらしませんでした。人に慣れてるのか、ほとんど逃げません。
最初の下津井港に戻ってきました。
下津井亭。美味しそうな晩ごはんのお支度中かしら。きっと泊りにきますと誓ってバスに乗りました。
行きのバスが渋滞にあってしまい、本当は岡山で食事をしてから児島に向かう予定だったのに時間が狂ってしまい、結局朝から何も食べて無い状態だったので、帰りのバスまで何を食べようか悩んだすえ、讃岐うどんの「めりけんや」で肉かまたまうどんを食べました。
朝から空っぽの胃に牛肉の甘辛煮みたいなやつはちとヘビーでしたが美味しかったです。生醤油うどんにしたらよかった・・・
行き帰りのバスも快適でした。ちなみに下電のバスはポイントカードがあって、溜まったら片道が無料になるらしい。そんなん聞いたらまた乗りたくなるやん!
というわけで、次は倉敷に行って玉島や水島を見て回る計画を立てようと思います。
悪霊島の文章から想像した下津井とはずいぶん印象が違う部分もありましたが、静かでやわらかい素敵なところでした。別にすごい観光施設があるってわけでもないけど、尾道のように郷愁感に襲われてふたたび来たくなるような場所になりそうな予感がする・・・。
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女性
職業:
会社員
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旅行 トランプ
自己紹介:
大阪在住の初心者ブロガーです。仕事のストレスは旅で癒す。
◆愛機
RICOH R10
Cannon PowerShot G11
PENTAX K10D
DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5 ED [IF]
DA 18-55mm F3.5-5.6 AL
FA35mm F2 AL
SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
SMC PENTAX-DA ズーム 16-45mm F4 ED AL
PENTAX Optio P80
・4travelに登録。←NEW
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