■明治村ノスタルジー ４丁目 2009-08-08-Sat

世間はのりP騒ぎで、普段芸能人などに興味無い私もすっかり２ちゃんねるに釘付け・・・。

そんな中、すっかり忘れられている恐れのある明治村日記の続き。
１丁目
２丁目
３丁目



今回は４丁目をお送りします。

◆第四高等学校武術道場「無声堂」



昔の体育館といった風情の建物です。たぶん剣道とか柔道とか、色んな人がここで鍛練したのだろうと思います。



外は騒々しいがこの中はキンと静か・・・な気がする。


◆日本赤十字社中央病院病棟



赤十字病院。



朝・昼・夕食のメニュー例。お昼のシチューみたいなやつ、かなり美味しそう・・・。デザートはプリンかしら？ハイカラやねー。



ベッドが並んでいる。こういう光景ってよく映画で見ますね。折れた足を釣ったまま、「ネーチャン、ええ尻しとるやないけー（ペロリ）」（尻を触る擬音）とかいう光景を想像した私はなんとくだらない生き物なのでしょう。ここは赤十字病院だというのに・・・。


◆歩兵第六聯隊兵舎



富国強兵か・・・。



さぞかし寝心地が悪かろうと思われるベッド。



学校みたい。士官室のような部屋だったと思います。

暗夜回廊という催しがありました（見てませんが）。たぶん真っ暗な廊下を進むような戒壇めぐり的なものかなと想像。


◆名古屋衛戍病院



この区画は病院が多い。渡り廊下が素敵です。



ここから薬を受け取るのかしら？





電気を使用する医療機器っぽいものがたくさんあります。X線装置らしい。



これが手術台・・・。



ここに限りませんが桜の木が多く、さくらんぼっぽいものがぷりぷりなってました（注・５月）。


◆シアトル日系福音教会





小さなかわいい教会です。



お風呂。床が濡れて腐ったりしないのか？と思ったりするけど、こういうのっていいなー。
昔金田一耕助シリーズのどれかでこういう浴室を見たのが古い建築好きになったきっかけでした。



ベッドルームも素敵だわー。


◆ブラジル移民住宅



ここはちょっと面白かったです。



日本人がブラジルに移住して、コーヒーとか栽培しながら日本人が建てた家だそうです。中は移民の歴史パネルがたくさんあります。



水周りっぽい。真っ暗で怖い。杵とウスのようなもの、かまどなどが見えます。

ブラジルの住宅がどんなかは知りませんが、瓦葺の屋根をはじめ、なんとなく日本建築風味が漂っているけど、ブラジルの風土にあわせた造りにもなってると思われる、面白い建物でした。


◆ハワイ移民集会所



これも外国から来た日本建築です。



教会らしい。中は展示パネルのある一室のみ。


◆六郷川鉄橋と、尾西鉄道蒸気機関車１号





日本初の鉄道の鉄橋と、機関車です。



機関車の中は入れるらしくて、子供にはえらい人気。



鉄橋の下は入鹿池。


◆蒸気機関車12号・9号三等山陽客車　SL名古屋駅

今回はSLには乗りませんでした。名古屋駅です。SLは東京駅（５丁目）と名古屋駅の間を走っていて、ボーボーという心地よい音が響いてます。
ちなみに写真のSLは東京駅のものですが・・・


◆鉄道寮新橋工場



鉄道の工場で、名前のとおりここで車両を点検とか修復するんだと思うんですが。



中は紡績の機械があったりする。


◆工部省品川硝子製造所



ここはカフェテリアになってて、ビールとか飲めるみたいです。名前の通りガラス細工のようなものを売ってるショップもあります。


◆宇治山田郵便局



ここは本物の郵便局になってて、ここから普通に郵便物を投函できますし、たぶん記念の便せんや封筒があったり、切手があったりするのだろうと思う。



歴代のポストの展示。



天井が素敵なんですよー。


◆その他



本郷喜之床、小泉八雲避暑の家

本郷喜之床の窓には謎のパネルが。

この横にはさらに呉服座、半田東湯などが一箇所に並んでいます。
半田東湯は足湯として利用できるらしいのですが、確かに疲れた足をお湯につけたいところだけど、この暑さでお湯はちょっと・・・という感じです。

最終回・５丁目に続くよ！