■工場とかはお好きですか 2009-04-22-Wed

工場風景を見ると、「若者のすべて」というドラマを思い出してしまう。内容はほとんど記憶にない（というかあまり面白かった記憶が無い）けど、ミスチルのtomorrow never knowsの印象が強い人のほうが多いのでは・・・。
若者のすべてってタイトル出る時の背景の工場風景と、あの曲のイントロがすごく合ってた。

とどまることを知らない～フフフフフフ～（忘れた）



果てしない闇の向こうに～手を伸ばそう～



この長い旅路のどこかで～


ここは阪神高速湾岸線からの景色です。海沿いなので大阪市内を走ってる頃からずっとほとんど工場地帯なんですが、エコだ、グリーンだと叫ばれる昨今ではありますが、この緑化の逆を行く景色がなかなか悪くないのです。工場萌えとかいう本が出てるのを見て、廃墟の次は工場かよ。うぜえ！と思ってたけど、気持ちはうらはらなのであって、実はワカル～って感じなのに先越されてる感にかってにイライラしているだけで、内容には完全に同意。

堺だか泉北だか臨海工業地帯（地域？）のプラント群なんですが、無機質にひしめき合うなんという名で呼ばれてるのかだかさっぱりわからない、複雑にからみあってる何が何だかわからないパイプみたいなもんが、すべて人間の手で造り出されて、ちゃんと一本一本なんだか知らないものの中を何かが流れてたりして意味があるかと思うと、なんだかんだ言って、煙とか出して空気とか汚したり地球を危なくしてるとはいっても、人間すげーよ！と思ってしまう。昼間に通っても十分圧倒される見ごたえですが、夜や明け方が最高だと思います。でも走行中の車から夜の複雑な工業地帯の写真なんて撮れるはずもなく・・・。

なのでここではこの程度の写真でこらえて頂いて、検索して見てみてください。夜の風景はもう、SF映画の金未来都市そのもので、息を飲む美しさです。また見たいなあ。