■赤川鉄橋で貨物列車に大接近 2009-08-30-Sun

橋好きや鉄オタさんなどにはたぶん有名、でもそれ以外は地元しか知らないかもしれない魅惑スポット・赤川鉄橋をご存じでしょうか？



淀川にかかる菅原城北大橋と長柄橋の間に位置している城東貨物線のための鉄橋なんですけど、鉄道の鉄橋のみに見えて、その脇は人が渡れるようになっているのです。現在単線の城東貨物線ですが、ゆくゆく複線化される予定らしく、人が渡る部分はそれまでの間の仮のスペースみたいなもんという事で、名前も「赤川仮橋」といいます。
ちなみにこの鉄橋の正式名称は「城東貨物線淀川橋梁」というらしい。
仮だけあって木造であるという珍しさ、いずれ複線化されたら消えてゆく光景であること、さらに貨物列車に触れられるくらい間近で見れるポイントである事など、そそられるポイントが盛りだくさんなのです！

とはいえ、この仮橋がいつ無くなるのか、ずっと言われながら消える様子もなく、地元の人にも密着しているだけに、このままずっと変わらないのかな～という気もする。

土曜日は翌日選挙に行くため実家に帰りました。いつも実家へ戻るときは自転車なので、だいたい豊里大橋か菅原城北大橋を利用するんですが、今回はふと思いついて赤川のほうへまわってみました。この橋の存在は前から知ってたけど、わたるのは今回が初めてです。



自転車で走ってると、結構つぎはぎが多くてガタガタして怖い。ipodを聞きながら走ってたんですが、ふと音と止めてみたら、意外に橋がギイギイとうなっており、さらに恐怖感が・・・結構スリリング！
また、ふと見ると端っこが割れたり、釘が曲がってささってなかったりする部分が見えた。

夕刻でしたが、結構通行は多かったなー。ここが無くなったら不便になりそう。


さて、翌日実家から家に帰る時、もう一度渡ってみることにしました。



堤防から見る菅原城北大橋とその料金所。





自転車を降りて、歩いてゆっくり写真を撮りながら渡っていたのですが、やけに立ち止まってる人が多いなと思い、ipodを耳から外してみると、踏切の音が・・・。そういえば橋のたもとにやけにたくさん三脚立ててる人がいたけど。



なんと、ちょうど貨物列車が来た！



でかっ！



こわ～



あっという間に去っていった・・・



一眼レフをもった人がたくさん渡っていきます。



三脚たててる人だけで１０人以上はいました。一見テレビの取材か？って雰囲気です。確かにここは魅惑的な光景です。消えてほしくないなあと思いました。

ついでに、ここは豊里大橋などと違い、橋に至るまで急な坂道がほとんど無いので、そういう意味でもオススメです。