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箕面って小さい頃から何回か親に連れて行ってもらった覚えはあるんですが、正直あんまり印象に残っていないのです。阪急の箕面駅があるのは覚えてるけど、アクセスもよくわからなくて、遠くへ出かける時並みに色々調べてから行きました。
その箕面駅は阪急宝塚線「石橋」駅で箕面線に乗り換えて3駅目の終点。嵐山みたいな感じです。
明け方まで雨が降っていたので、天候が危ぶまれていたのですが、滋賀の時のようにしっとりした雨の景色もいいなあと思ってたんで、天候はどうあれ行く事に決めてました。
箕面駅を出たら滝道は目の前です。さっそく名物のもみじの天ぷら屋が登場する。ちゃんと見たのは初めてでしたが、ちゃんとお店で衣をつけて揚げてるっぽくて、街道に揚げ物のニオイが漂っていました。箱詰めの持ち帰り用もあるみたい。しかし葉っぱを挙げたもんが美味しいのか・・・というより、味は無いだろうし、雰囲気なんでしょうねえ~
しばらくはおみやげ屋が続きますが、平日のせいかほとんど閉まっていた。箕面の記憶はほとんどないと書きましたが、昔この街道沿いのどっかの店で、ゴム製のとぐろをまいたリアルな蛇のオモチャを買ってもらった事だけ覚えています。なんでそんなもんが欲しかったのか・・・。ちなみにその蛇はしばらくの間、ウチの階段や庭に放置されては家族を驚かせるのに活躍していましたが、いずれどこかへ消えてしまった。
関西人にはお馴染みの箕面温泉スパーガーデン。関西電気保安協会のように名が脳内で歌に変換されるはず。平日ですがお客は入ってるみたいでエレベーターがよく動いていた。
また、展望台があるらしくケーブルの乗り場のようなものがあるんですが、閉まっていました。
なんか雰囲気あっていい建物やな~料亭か旅館かしら?と思ったら、売り物件の看板がたっていました。私にお金があれば・・・ギギギ
良い感じの雑貨屋と軽食屋の建物を超えて、橋を渡ったら箕面公園です。滝までは駅から約3キロくらい。
ここからしばらく川沿いを歩いて行きます。滝までの道は舗装されていてあまり大きい起伏もなく、比較的歩きやすい。
渓流の音が心地よいです。
駅から約1キロほど歩くと、昆虫館があります。良い子のみんな、昆虫の事もっと知ろうね!みたいな感じの施設なんですけど、蝶の温室があるので、それが目当。
ヘラクレス先輩!
ヘラクレスレイディ。去年の9月に生まれたらしい
ニジイロクワガタ。
あと、ナントカゴキブリとかいうのも展示されてたけど、ゴキブリの先入観もあるんでしょうが、かなり気持ち悪かったので掲載はやめときます。
あとこのように、蝶の標本がたくさん。美しいなあ
さて、目的の放蝶園です。
このオオゴマダラという蝶と
リュウキュウアサガマダラという蝶がたくさんいました。
こいつは羽が破れていてかわいそうだった。
コノハチョウ。
これがあのカリマイナチウスか・・・!金田一少年で見た時は、昆虫の擬態を本気で葉っぱと間違うヤツがいるのか~?と思ったけど、実物を見たら本当に本物の葉っぱとそっくりでびっくり。羽を広げたら内側はすごくキレイな色なんですよね。開いてくれなかったけど。ちなみに黒死蝶殺人事件は金田一少年の中で唯一ラストで泣いた。
これはツマムラサキマダラ・・なのかな?なんか似たような種類が複数あって、よくわからん。
これはモンキアゲハというやつか?かなりズームして撮ったのであまりキレイじゃない・・・
放蝶園の後はこのような展示室が続く。ゆっくり見たいのですがきりがないのでそこそこにして先に進むことにしました。
どんよりした天候だったので、谷全体が霧に覆われたように煙っていました。
箕面といえばおサルですが、天候のせいなのか寒いからなのか、ほとんど出会わず。唯一見かけたのがこいつ。
途中トンネルがあり、トンネルのむこうには「千と千尋の神隠し」のような祠があった。不思議の街に続いてるのかしら?と言いたいとこですが、工事のコーンでぶち壊しやで。
手すりを・・食ってる・・・!
何機関を取り込んでいるのか
唐人戻岩(とうじんもどりいわ)。唐人が山深い箕面を滝を目指して歩いたが、あまりの険しさに恐れ戦いて帰ったという伝説があるらしい。
あとはひたすら歩くのみです。霧をおもいきり吸いこんで歩くと、なんか体内が浄化される気がする!
こんないい感じの古びた建物と渓流の光景を超えたら
やっと滝に到着した。
思ったより大きし水量も多い。雨の後だからかしら?
ここぞとばかりにマイナスイオンを吸いこみまくる。写真には映りませんでしたが、滝つぼにおちた水が霧のようにふわふわ漂って、ひやりとするのですが、それが歩いて少し暑くなった顔に気持ち良くあたって快適でした。
滝見のベンチなんかもあります。休日は結構人が多いんでしょうか。ちょっと休憩したかったんですけど、あいにく滝前のおみやげ屋なども全部閉まってました。
さて、来た道を戻ってもいいんですが、メインストリートをはずれて少し山に入っていく散策道を通って帰る事にしました。
しかしちょっとナメていたのでサイズの合わないブーツをはいていたのですが、しっかり山道でした。トレッキングの靴を履いてくるほうがいいです。
来る時からこのような標識をいくつも見たのですが、散策道からしか行けない「中の千本」や「地獄谷」などという場所があり、気になっていたのです。
特に何度か目にした「地獄谷」という名ががとても気になったので、そこに向かう事にしました。冥府魔道、黄泉からの使者や異形の者たちがひしめく谷に違いない。大阪にこんなおそろしい場所があったなんて・・・!
このほかにイノシシ注意とかいう看板もあった。あなおそろしや
散策道も川に沿っているので、対岸はもときた舗装された道だし、迷う事はまずありませんが、正直この季節ですし、景色は対岸のほうがいいかもしれない。川もほとんど見えないし。春から秋は虫や植物の観察を楽しめると思うんですが。
さて、ここが中の千本といわれるらしき場所に到着したんですが、特に何もなく、ただの山道やん・・・と憤っていたのですが、後で調べてみると、このあたり一帯の呼び名で、特になにがあるってわけでもないみたい。
別にいいねん、私が目指すのは地獄谷やし・・と思いながらも、ちょっと一抹の不安を感じはじめる。
ちょっと疲れてきたワ・・・足も痛いし寒いワ・・・と、不満が募ってきた頃、地獄谷をさす看板が出た!と思ったら、なんと上りの左を指していた。谷というからには下りと思っていたのに、これは予想外・・・っ!
ここで上りはきっついわー。でもここまで来て帰るわけにはゆかぬ。
しばらく上ると橋が見えてきた。そしてその橋のわきに小さな標識が・・・。
地 獄 谷
ここら一帯が地獄谷・・・うーん予想はしていたけどねー。ここまでのきっつい階段が地獄やったワ・・・といえばいいんかと。
誰もいないので、しっとりした空気を肺に満たしつつ、少し休憩して、もとの散策道にもどりました。
ここからは特に大きな起伏も無く、ゆったり歩くことができます。そしてまもなく元の滝道につながります。
ふくふくしいぬこ「おつかれさまでしたナー」
キジトラぬこ「関係ないわ(カリカリ)」
結構歩いたせいか、スパーガーデンに寄って帰りたい気持ちになりましたが、お風呂の用意をしてなかったので諦めて帰りました。帰りは千里中央までバスが出ていたので、それに乗ったのですが、あっというまに千里中央に着いた。アクセス良好すぎ!
箕面をおとずれたのはかなり久しぶりだったので、新鮮に楽しめました。大阪からすぐなのにこれだけ森々とした空気に触れることができるのは貴重かも。つい見落として遠くに目がいきがちですが、たまにこのように近くを見直してみるのもいいかもしれませんよ!
日々の喧騒に疲れてしまったわ・・・どこか遠くに行きたいけど時間もないし・・・あまり疲れたくないし・・・でもきれいな空気とか吸いたいし・・・という気分のときにはおすすめです。
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