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大阪とその周辺・中国地方の小旅行の記録です。
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愛らしいひこにゃんとのふれあいの後は、彦根城北東に広がる日本庭園・玄宮園に行く事にしました。
 
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天守からおりていくと、まず旧藩主・井伊家のお屋敷・楽々園という建物があります。大老・安政の大獄などの言葉で社会の授業に登場することで知られる井伊直弼が生まれた地でもあります。

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玄関まわりは普通やんといった感じなんですが

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進むと本堂のようなでかい建物があり

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さらにその裏には、このような小さい離れが続いています。茶室かな~と思ったら、地震の間とか雷の間とかって名前がついていて、地震の間だったら、建物が耐震構造になっているそうです。すごい。すごいが、現代ならともかく昔は別に地震が起きれば外に逃げたらいいんジャマイカ?という気もするんですが・・・。雷の間は何なのかよくわかりません。避雷針でもついてるのかしら?

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庭は枯山水です。庭石の配置の妙がすばらしい・・・んでしょうが、池や川のあるキレイなお庭好きな私にはよくわからないのであった。


さて、楽々園から道なりに進むと、玄宮園があります。大きな池があって、その中に築山があったり、賓客をもてなす客室があったり。そんなに大きくないんですが、なんか岡山の後楽園っぽい感じでした。

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背後にそびえる彦根城天守。

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石や樹木は近江八景や竹生島になぞらえて構成されているらしい。季節になると菖蒲や蓮を楽しむことができるようです。

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私が行ったのは2月なので、蓮池もこの通り。

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賓客をもてなす鳳翔台や臨池閣。

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龍臥橋(りゅうがばし)というらしい。平安神宮に臥龍橋(がりゅうきょう)という橋があったけど。この橋から池を見ると水面に空が映り、まるで龍のように空を飛んでいる気分を味わえるんだゼ!みたいな意味の橋なんですけど、たまたま名付けた人のセンスがかぶったんですね。

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七間橋。良い感じですね。

なんか景色とかに一つ一つ名前がついてるっぽいんですけど、あまり意識して見て無かったので、しかも既に訪れてから1年近く経っているため、かなり記憶もあいまいです。すいません。


さて、玄宮園を後にして次は井伊直弼が育った家・埋木舎(うもれぎのや)に行く事にしました。

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その前に、開国150年キャンペーン中だったので、開国記念資料館みたいなのに寄ってみる事にした。

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ここにもひこにゃんが・・・若干扱いがぞんざいな気もする。

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ひこにゃんと井伊直弼と黒船の開国コラボ!
中では井伊直弼を中心として、黒船来航から日本が開国に至るまでの経過を、資料とともに展示してあります。また、「その時歴史が動いた」の井伊直弼の回のDVDを見る事ができて、予想以上に楽しめた。

さて、日も傾いたので、急いで埋木舎に向かいます。あまり喧伝されておらず、その名の如くひっそりと建っているので見落としそうになった。

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といっても名称の由来は別にひっそりしているからではなく、藩主の息子としてうまれたものの、兄弟が大勢いたので自身がスポットを浴びることもなかろうと思っていた直弼が、自身を埋もれ木に例えて名付けたそうです。
しかし後に直弼を彦根藩主となり、時に黒船来航の動乱の最中に身を置くことになり、日本を開国に導いた人物として名を残し、さらに桜田門外の変で劇的な最期を迎えるわけですから、人生はわからんもんやねー。

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ここは後の激動の人生など想像もしてなかったであろう直弼がのんびり暮らしてた家なわけです。なんかそう思って見るとドラマチックです。

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ここに住んでたころの直弼は、茶人だったり和歌や能面作ったり、剣術をやったりと、趣味に没頭して半ば世捨て人のように暮らしてたそうですが、なにげにどの分野でもそこそこの実績を残してるらしい。やっぱすごい人は何をやらしてもすごいんでしょうね。

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当時のそんな直弼の様子を茶道具などの資料とともに展示してあります。家の中には入れず、庭からのぞくのみ。

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突然人の気配がしたのでぎくりとした。パネルでした。

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庭は正直言ってこれといって何もなく、気候や時間のせいもあってか、全体的にちょっとさみしい感じでした。

彦根城に行こうと思い立ったのは何でだったのか、ちょっとよく覚えていないんですが、思いがけず開国の歴史に触れることができて、予想以上に楽しかったです!今度は蓮が咲く季節に来たい。 

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