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大阪とその周辺・中国地方の小旅行の記録です。
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先日お送りした広島の旅の続き。あまりに楽しかったので早く日記が書きたくて、落ち着かない。
尾道を後にして、福山駅に戻ります。ここで眠気が一気に来て乗り過ごして、東福山まで行ってしまい、思わぬ時間のロスがあって焦りました。しかも、駅構内のコインロッカーに荷物入れてたのに出すの忘れて改札を出てしまい、また入場料を払って戻る羽目に。かなり寝ぼけている。

仙酔島は、福山から鞆港行きのバスで30分、さらに船で約5分で着きます。

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この船で島へ渡ります。今回のメイン、再生・復活・充電が始まりますよー。
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ここは日本で最初に国立公園に指定されたという島で、ここの美しさに仙人も酔うなどと言われておるようです。昔から皇族の人々が何度も足を運ばれているそうで、太古からの自然が美しく、浦島太郎伝説や(ほんとかよ)、不思議なパワーを持つといわれる五色岩という岩など、パワースポットもたくさんあるそうです。スピリチュアルでしょう。フフフ
普段はこういうのに全く興味がわかず、なんでもスピリチュアル商法と決めて疑う私ですが、今回は大好きなこの場所で思いっきりどっぷり浸ってみるつもりです。どんと来い。

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お世話になる、「人生感が変わる宿 ここから」です。

今回の旅プランは、仙酔島のお風呂に入り放題というプランです。仙酔島には、「ここから」で受付する「江戸風呂」、他に国民宿舎と、上の五色岩の付近の塩工房近くににある足湯などがあります。私が行きたいのは「江戸風呂」。どういう風呂かは検索してみてください。

まず、フロントでチェックインします。その時にお風呂や島の説明を丁寧にしてくれます。
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部屋です。部屋からはもちろん海も見えますよ!結構築は古いもので、設備などもかなりレトロ感がありますが、こういうのがヨダレが出るほど好きな私には思わぬところで味わうレトロに違った角度から狂喜しました。

部屋の設備はアメニティ各種と浴衣、タオル。早速用意して江戸風呂へ行きます。

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といっても風呂を写真に撮るわけにもいかず・・。この写真は翌日散策中に撮ったものですが、お風呂を盗撮してるような変な気分ではありましたが、男女兼用で全員ポロシャツと短パン着用です。
まず「ここから」のフロントで服とタオルのセットをもらいます。岩盤浴の受付みたいな感じ。それに着替えたら外に出て、青竹踏みのような竹の通路を通って風呂に行きます。
江戸風呂は入る順序があって、
海藻の蒸し風呂→シャワー→胎内風呂(塩で浮くやつ)→ヨモギの蒸し風呂→海岸に出て海につかる→砂浜を歩く→シャワー→ビワの葉の蒸し風呂→シャワー→薬草風呂
だったかしら・・?

蒸し風呂は中でヨモギやビワの葉を蒸して、その中でその効果を体内に取り入れるような感じです。胎内風呂というは、よくある塩の濃度が高くて体が浮くというお風呂です。ただ、体の悪い部分は浮かないという現象があるらしく、おそるおそる入ったら、全然浮かなかった。
お風呂の脇には色々体にいい飲み物が用意してあって、それで水分を補給しつつ色んなお風呂に入って行きます。サウナ大好きな私には蒸し風呂が最高でした。室内の空気を思い切り吸って、体内に良いものを取りこむ感覚です。
もっと入りたかったけど食事の時間もあるし、東福山まで行ったせいでロスした時間がもったいない・・・!

さて、最後まで工程を終えたら「ここから」の大浴場に行って汗を流します。一気に体が軽くなって気持ち良かったですよー!


さて、お風呂の後は野菜中心という夕食です。うれしいことにそれぞれ個室でいただけます。一人旅にはありがたい・・・。
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夕食は、玄米ごはんと野菜と豆腐のお鍋、あと一品料理の詰まった玉手箱。肉食の私には野菜ばっかはきついなあ~とか、せっかく海のそばにいるのに新鮮な魚食べたいなあ~と思ってたんですが、とんでもない。今でもあの鍋の味が忘れられないくらいに美味しかったです。特に、お鍋で熱を入れて、塩を少しふって食べる豆腐が最高でした。
それに旅館の人たちの対応もすごく暖かくて、本当に癒されて満腹になりました。
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お土産屋を見たり、その辺をうろつきまわった後部屋に戻ったら、けだるさと心地よい疲れで、9時には寝てしまいました。

ここの旅館はテレビが無いんですが、逆に完全に外界から隔離されている感じがして、携帯とかも逆に邪魔なツールに思えてきて、すごくリラックスできました。いかに日常、つまらないものに縛られているかという感じ。すっかりスピリチュアルにハマっている・・・。



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朝は快適に目覚めることができました。旅館の部屋からの景色です。本当はもっと早起きしてご来光をおがむ気満々で目ざましセットしていたんですが、無理でした。

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朝っぱらからモリモリ元気なので、朝食前に散歩に行くことにしました。元気があるってすばらしすぎる♪
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穏やかな海、自然いっぱいで本当に最高。幸せじゃー


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朝食です。干物と梅干しや海藻、豆類などののオカズに黒米のお粥。
私はこれまで魚介類は苦手な部類で、最近ちょっと好きになってきた程度の干物ビギナーでしたが、見た目キングコブラのようなこの干物(名前は知らん。アジ?)、正直肉より美味しかった!

この後はしばらく部屋でゆっくりした後、着替えてチェックアウトしました。
そのあともう一度昼までたっぷり2時間、江戸風呂を堪能。チェックアウトした後でもお風呂は利用できます。荷物も預かってもらえるのもありがたい。

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お風呂の後はそのまま荷物を預けて、島の散策に出ました。ここは夏には海水浴場になります。去年の夏も来ました(何回来るねん)。
そもそもここに初めて上陸したのは小学生で、母に連れて来てもらったんですが、その時からこのキレイな島に不思議な魅力を感じていて、ずっと忘れられない島でした。再びこうやって戻ってこれて嬉しい。「ここから」ではお客さんを迎える時、「いらっしゃいませ」じゃなく「おかえりなさいませ」と言ってくれるんですが、私にとってはまさにお帰りという感じで、ひときわ感慨深かったです。

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以前地図で見た時は、海沿いにずっと道があるように見えたので、その道を五色岩のあたりまで行こうとしたら、途中で行き止まりでした。数年前台風で崩れて、そのまま放置してあるらしい。

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しかたなくキャンプ場から山のほうへ行く道を取ったのですが、かなりの急勾配です。結構な角度の道が休みなくずっと続いていて、いくらなんでもきつすぎる。

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だんだん心が折れてきて、途中で休憩すると先に進む気がしなくなってきました・・・。それに、もう既に2時前くらいなんですが、帰りは在来線にするつもりだったので、あまりここで時間を取るのはちょっときつい。

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残念ですが、途中であきらめて写真だけ撮って戻ることにしました。日本唯一とかパワースポットとかいわれる五色岩やその周辺を見ずに帰るのはなんか本気で名残惜しい。
着いた時仙酔島の地図をもらったんですが、小さい島と侮っていたらたくさん見る所があり、かなり悔やまれます。でも今回は風呂メインだし、満足だからいいか。

フロントで荷物をもらって、「ここから」とはお別れです。いつもチェックアウトはちょっとさみしいけど、今回は特に帰りたくないよ~とじたばた暴れまわりたい気分でした。

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帰りの船から見る弁財天福寿堂。

さて、船で本土に降り立ったら、かねてから行きたかった鞆シーサイドホテルの1階にある十割蕎麦が食べられる「作十」へ行きました。

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蕎麦のほかに鯛めしと豆腐がついてるセット。蕎麦は歯ごたえあって美味しいし、鯛めしは薄味で美味しすぎる。豆腐は塩で食べるようにオススメされましたが、言われずともそうするよってくらい、ここらの豆腐は味がすごく濃くて美味しいです。
「ここから」でも朝夕の食事に豆腐が出るんですが、たぶん同じところで作ってるんじゃないかと。

会計の時、これを持ってここに行ってくださいと、券を渡されたんですが、その豆腐を作っている豆腐工房で、豆乳を試飲させくれる券でした。最初はそのまま、次は塩を少しふって、最後は黒蜜をかけていただきます。これがまた美味しくて感激し、勢いでお買い上げしました。
しかし、保冷剤などではなく氷をビニール袋につめたものを保冷剤変わりにつめこんで、2重にした袋で渡してくれたんですが、当然すぐ溶けて水をボタボタ滴らせながら歩く羽目に・・・。これを持って在来線などで何時間も電車に乗ってられんぞと思うとだんだん不安になり、仕方なく新幹線に乗ることにしました。予想外の出費が痛い。それでもこの豆乳は美味しい。

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新幹線を待つ間、福山城を見ました。
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もう夕刻です。
素晴らしい時はやがて去りゆき 今は別れを惜しみながら という気分で福山駅の改札を通ります。


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広島との別れは惜しいけど、新幹線はいくつになってもテンション上がるわー。寝てしまって乗り過ごすのでは・・・といつも乗りこむ前はちょっと不安ですが、内心すごくはしゃいでるので、どれだけ疲れてても眠気ゼロです。山陽新幹線はほとんどトンネルなんですが・・・それでもテンションあがりっぱなしで目をギラギラさせているうちに、新大阪に着きました。


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いつも楽しいですが、今回は完全に現実をシャットアウトした感があって、心底リラックスしました。これも仙酔島のパワーのなせるわざかしらん。
絶対また来ます。

しかし、悲しいことが一つあって、せっかくきれいな島なのに、あちこちにゴミが落ちていました。海にはビニール袋などがぷかぷか漂っており、キャンプ場には弁当やらお菓子の袋がそこかしこに。江戸風呂では砂浜を歩いたり海に入るコースもありますが、これではちょっと・・・という感もありました。ここも商売の一つですから訪れる人あってのことですが、パワースポットなどと謳っていてもゴミだらけではちょっと気分も萎えてしまいます。
エコバッグ持つ前にゴミはゴミ箱に捨てろよと腹がたった。

愚痴はともかく、次は2泊くらいできたらいいなあ。

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自己紹介:
大阪在住の初心者ブロガーです。仕事のストレスは旅で癒す。

◆愛機
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PENTAX K10D
 DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5 ED [IF]
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