■吉野川SA・ハイウエイオアシスでできること 2009-04-20-Mon

こちらの記事を覚えてくださって、かつ吉野川の遊覧についての日記はいつだろう？？とｗｋｔｋしてくれてる人はおそらくいないと思う・・・。



吉野川ハイウエイオアシスはまさにオアシス！食事はもちろん、お風呂や遊覧船・キャンプ場、小動物とのふれあいなど、一日楽しめる場所になっています。なぜかたて穴式住居みたいなのもありました。社会見学か。

普通に公園の遊具みたいなのもあります。良い天気すぎて暑かった。

ここでのメインはキャンプまたは遊覧になるんじゃないかと思います。キャンプは車とかSAに置きっぱなしでいいのか？美濃田の渕の遊覧船は、券売機でチケットを買って、結構長い階段で川原に降りたところに乗り場があります。定期的に遊覧船が出ていて、一応時間も決まっているみたいでしたが、のんびりしているのか何なのか、かなりダイヤが乱れていたようで、30分くらい待ちました。



待ってても退屈しませんよ。この景色はいくら見ても飽きません。川に鯉が住んでいて、エサをやったりできます。エサは階段の途中に売られていました。



結構朝早く着いたので、まだまだ人はまばらにしかいませんが、この日は昼からは阿波踊りのイベントがあり、出演する人やそれを見に来る人などで結構ごった返していました。私は大阪生まれとはいえ、だんじりの地方では無いし、お祭りや踊りみたいな伝統行事にのめりこむという環境ではなかったので、踊りの舞台裏通用口付近では、今日のための衣装を身につけた若い兄ちゃん姉ちゃん達がたくさんいて、楽しそうで羨ましくなった。

やっと船が来たので乗り込む。



洒落た観光船などではない。でも、それがいい。



船頭さんが、ゆっくり船を漕ぎながらお話をしてくれます。ちなみに上の写真、船の進行方向を撮ったですが、この先行き止まり？と内心思っていたところ、間違えてるとか行き止まりじゃないかと口を出す人がたまにいるとおっしゃってました。冗談か本当かわかりませんが、実際は結構入り組んだ岩の間を通って行くコースがあります。



この鏡のような水面からは想像もつきませんが、吉野川は日本三大暴れ川と言われており（ちなみに他は利根川、筑後川）、雨が降るとあっというまに水かさが増えて流れも早くなるそうです。一回あの辺まで水が来たことがありますよーと船頭さんが指さしたのは、今自分がいる場所から少なくとも１０ｍは高い場所でした。まじかいな。



穏やかな流れの中でも、こんなに激しく削り取ったような岩を見ると、水に沈んだときの侵食ってことか・・と思うと暴れ川の名も納得。また、岩のくぼみに砂がたまってるのが見えるんですが、それこそまさに水がそれより上まで来て、その時舞い上がった川底の砂が、水が引いた後岩の中に残ったという事なんでしょう。人間ごときが自然に逆らおうなんて100億年早いのだ。

川のど真ん中にキッカイな塔が建ってるので、なんだろうと思っていたら、昔ここに橋を建設しようとしたらしいのですが、資金不足のため途中で工事を止めてしまい、そのままになっているという幻の橋の橋脚だそうです。ちなみにオアシス側にはこれまた作りかけの橋の岸にあたる一部があり、展望台になってました。



川にはたくさんの岩がそびえていて、獅子舞岩とかなんとか、名前も付いてるようです。ただあまり覚えてないので、この岩が何岩なのか（名前付いてるのか？）よくわかりません。
船は適当な場所でUターンして、もとの場所に着きました。

釣りをしてる人もたくさんいましたが、釣れてる様子はありませんでした。
ちなみに私も釣りをしましたが、どうせなら鯉のエサ付けたら早いやん？と思い、付けて投げたと ころ、あっという間に釣れてしまった！私よりもずっと前から横でずっと釣り竿をたらし続けていたベテランぽいおっちゃんにちょっと気づかいつつ、おまけに周囲にゾロゾロ人が集まってきて恥ずかしかった・・・。釣れた鯉はかなり重たく、とても釣り上げることはできないので、とりあえ ず全体を拝むため地面に引きずり出したんですが、大暴れするし人目もあるので、すぐに川に戻って頂きました。ごめんね。
ちなみにその後、竿はぴくりとも動かなかった。

ハイウエイオアシスを出たのが午後3時前くらいで、このあとかずら橋に行ったんですが、わりとこの辺は他にも時間あったら寄りたかったのにな～と気になる場所がたくさんありました。
また機会があったらぜひ訪れたいです！